美作市(6):旧勝田郡勝田町
馬形の竪皮桜
(まがたのたてかわざくら)
探訪日:2010/08/01
所在地:馬形1141-2
樹齢:300年
幹周:3.7m(根元)
市指定天然記念物
馬形簡易郵便局から南へ向かって田圃の中の道を進み、突き当たった少し右手の奥にあります。
(グーグル空撮ではポインティングされていますので参照して下さい。)
桜の季節だったらいざ知らず、夏に訪れたのでどこにあるのか見当もつきませんでしたが、美作市の案内板で(見えにくいけれど)気がつきました。
主幹は既に無くなっていますが毎年ちゃんと花を咲かせるそうです。



ところで…私の手持ちの資料や岡山県万能地図では、本樹は「樫皮桜」と記されています。
また勝田町誌(1975年)には下記のように記されています。
『有主神社境内にあり、祠の傍に守木の如く、老桜枝幹四方に拡がり往古を語る。此の老桜は皮目縦に剝かれ、樫皮桜と親しみ愛称する。樹令三百年以上、根元回り三・七メートル。主幹既に枯捐し永年風雪に耐えたるを忍ばせる、主幹枯捐すれば若枝代りて主幹となり枯れ絶ゆることなしとの伝説の如く、今の若き主幹一・四メートル、枝を張り年毎に花を開く。』
写真をよく見ると、なるほど樹皮には縦の模様があり、その様子は樫材に似ています。
しかし市の案内板は「竪皮桜」、一体いつから名称が変わってしまったのでしょうか?
“皮が縦に剝ける”ことから“たてかわざくら”という名称はまだしもとして、“竪”の字を当てるのは如何なものか…。
これでは本来の性状を表しているとは思えません。
これは邪推ですが「樫」の字と「竪」の字が似ているので、こっちにしようか、的な発想による改名のような気がしますが、実の所は不明です。
(ついでに案内板には目通周囲3.8mと書かれていますが、これも間違いですね。)
梶並神社のケヤキ
(かじなみじんじゃのケヤキ)
探訪日:2010/08/01
所在地:梶並121
樹齢:500年
幹周:5.3m
市指定天然記念物(梶並神社の森)・東美作路名木百選
鳥居に向かって左手の道路の脇に立っています。

逞しい根の発達により、接している石垣が壊されています。
そのうち道路にまで進出するのでは…。


周辺にもケヤキの巨木が数本あります。

空撮でケヤキ2はこちら。

ケヤキ3です。

戸国のカゴノキ
(とくにのカゴノキ)
探訪日:2010/08/01
所在地:東谷上1074
樹齢:600年
幹周:5.3m
市指定天然記念物・東美作路名木百選
(別称 若宮神社のカゴノキ)
総社市の「滝山のカゴノキ」に次いで、県下第2位の幹周を誇るカゴノキです。
所有者は戸国家で樹下の小さな祠が若宮神社です。


カゴノキ特有の模様はすっかり薄くなり、幹には多数の瘤ができているあたりが樹齢を感じさせます。




小椋家のスギ
(おぐらけのスギ)
探訪日:2010/08/01
所在地:右手字木地山
樹齢:350年
幹周:4.4m
東美作路名木百選
県7から木地山林道に入るとすぐに木地山川の畔に単木で立っているのが見えます。

目の前の田圃には害獣防護柵が張られていますが、公民館の裏手から川沿いに進むと樹下まで行けます。
右手地区はかつて木地師の里として栄えた地区で、当時の記念樹として植えられた、と伝えられています。



(まがたのたてかわざくら)
探訪日:2010/08/01
所在地:馬形1141-2
樹齢:300年
幹周:3.7m(根元)
市指定天然記念物
馬形簡易郵便局から南へ向かって田圃の中の道を進み、突き当たった少し右手の奥にあります。
(グーグル空撮ではポインティングされていますので参照して下さい。)
桜の季節だったらいざ知らず、夏に訪れたのでどこにあるのか見当もつきませんでしたが、美作市の案内板で(見えにくいけれど)気がつきました。
主幹は既に無くなっていますが毎年ちゃんと花を咲かせるそうです。









ところで…私の手持ちの資料や岡山県万能地図では、本樹は「樫皮桜」と記されています。
また勝田町誌(1975年)には下記のように記されています。
『有主神社境内にあり、祠の傍に守木の如く、老桜枝幹四方に拡がり往古を語る。此の老桜は皮目縦に剝かれ、樫皮桜と親しみ愛称する。樹令三百年以上、根元回り三・七メートル。主幹既に枯捐し永年風雪に耐えたるを忍ばせる、主幹枯捐すれば若枝代りて主幹となり枯れ絶ゆることなしとの伝説の如く、今の若き主幹一・四メートル、枝を張り年毎に花を開く。』
写真をよく見ると、なるほど樹皮には縦の模様があり、その様子は樫材に似ています。
しかし市の案内板は「竪皮桜」、一体いつから名称が変わってしまったのでしょうか?
“皮が縦に剝ける”ことから“たてかわざくら”という名称はまだしもとして、“竪”の字を当てるのは如何なものか…。
これでは本来の性状を表しているとは思えません。
これは邪推ですが「樫」の字と「竪」の字が似ているので、こっちにしようか、的な発想による改名のような気がしますが、実の所は不明です。
(ついでに案内板には目通周囲3.8mと書かれていますが、これも間違いですね。)
梶並神社のケヤキ
(かじなみじんじゃのケヤキ)
探訪日:2010/08/01
所在地:梶並121
樹齢:500年
幹周:5.3m
市指定天然記念物(梶並神社の森)・東美作路名木百選
鳥居に向かって左手の道路の脇に立っています。

逞しい根の発達により、接している石垣が壊されています。
そのうち道路にまで進出するのでは…。





周辺にもケヤキの巨木が数本あります。



空撮でケヤキ2はこちら。


ケヤキ3です。



戸国のカゴノキ
(とくにのカゴノキ)
探訪日:2010/08/01
所在地:東谷上1074
樹齢:600年
幹周:5.3m
市指定天然記念物・東美作路名木百選
(別称 若宮神社のカゴノキ)
総社市の「滝山のカゴノキ」に次いで、県下第2位の幹周を誇るカゴノキです。
所有者は戸国家で樹下の小さな祠が若宮神社です。





カゴノキ特有の模様はすっかり薄くなり、幹には多数の瘤ができているあたりが樹齢を感じさせます。










小椋家のスギ
(おぐらけのスギ)
探訪日:2010/08/01
所在地:右手字木地山
樹齢:350年
幹周:4.4m
東美作路名木百選
県7から木地山林道に入るとすぐに木地山川の畔に単木で立っているのが見えます。


目の前の田圃には害獣防護柵が張られていますが、公民館の裏手から川沿いに進むと樹下まで行けます。
右手地区はかつて木地師の里として栄えた地区で、当時の記念樹として植えられた、と伝えられています。






